エースの極意2~没頭力

今回は「では、エースになるためには、何が必要か」
という観点で考えて行きたいと思います。

まず新卒から3年、5年のいわゆる「若手」のうちは
食わず嫌いをせずに、とにかく目の前のことに全力を尽くす。
それが大切、というのが真っ先に頭に浮かびます。

  【没頭力】

とでも呼んだらいいでしょうか。

仕事をしていると、色んなことが起きます。
上司との相性が悪いだとか、
イマイチ興味の持てない仕事内容だったりとか、
苦手な作業を振られたりだとか、
指示が曖昧で目的がよく分からなかったりだとか、
とにかく、私たちが没頭することを妨げるようなことが
次々起こってくると言っても過言ではありません。

それでも、没頭する。
それに尽きるんですよね、根性論のようですが。

目の前の仕事に没頭する。
そうすると、成果が出る。
そうすると、周囲からの評価や信頼が上がる。自信もつく。
そうすると、与えられるチャンスも増える。
そうすると、ますますチャレンジングな面白い仕事をやれる。
そしてまた目の前の仕事に没頭する。

この好循環を自ら作り出していくことが、
エースになるには不可欠なのだと思います。

エースになれない人は、よくこういう捉え方をします。
「こんな給料で、そんなに頑張る気がしないよ」
「こんなつまらない仕事、頑張る気がしないよ」
「あんな上司のもとじゃ、誰も頑張る気がしないよ」

エースになる人は、こんな捉え方をします。
「評価はあとからついてくる。先に頑張ることだ」
「こんな地味な仕事でも、誰よりも質高く早くこなせるようになろう」
「嫌な上司だけど、プロとしてそれは言い訳にならない」

前者のパターンは、まるでプロ野球の世界で、
実績のない高卒ルーキーが
「年俸1億円くれれば、1億円の活躍をするのにな」
「なんで2軍でしかも中継ぎ投手なんだよ・・・。
 1軍の舞台でならやる気も出るのに・・・」
「あんな監督じゃ、選手が活躍できるわけないよ」
と言っているようなものです。

この発言には、みなさんも違和感を持たれるのではないでしょうか?

若手のうちは実力も実績も圧倒的にありません。
周囲が期待してくれないのも当然のことです。

だから2軍の中で、筋トレをしろと言われれば筋トレをする。
ランニングをしろと言われればランニングをする。
試合でも先発はやらせてもらえなくても、腐らない。

コピーを取れと言われれば、最高のコピーを取る。
議事録を取れと言われれば、最高の議事録を取る。
任された仕事が、全体のほんの一部でも全力でやる。

そうして2軍で実績を残した人だけが、1軍に呼ばれる。
それはプロフェッショナルの世界では当然のことだと思います。

だからこそ、今目の前にある仕事に没頭し、
そこで成果を出し、周囲からの評価や信頼を得ていく。
そうしてチャンスを掴んでいく。
その循環を自らの手で生み出していくことが大切なのだと思います。