転職の極意1

今回からは「転職の極意」について考えてみたいと思います。

私自身、3社での会社員を経験してから独立しましたが、
良かった面も、反省点も色々あります。

また、2社目の人材紹介業をやっていたときは100人ほどの
転職希望者の方の支援をさせていただいてきましたし、
今もコーチとして、キャリアの相談にのる中で、
もちろん転職ということが話題に上ることもあります。

そういった多くの「転職」にお付き合いさせていただいた中で、
見えてきた大切なものを色々と整理してみたいと思います。

まず個人的には、これは大いに私自身の価値観のバイヤスが
かかった意見ですが、
「とりあえず、ばんばん転職しちゃえばいいのでは?」
と思っています。

ハッキリ言ってキャリアに正解はありません。
どれだけ頭で考えたところで、やってみなきゃ分からないことだらけです。

ですから「転職してみようかな」と思ったら、
転職してみちゃう。特に20代のうちは、そうやって身軽に動いてみて、
色んな会社、色んな仕事をして、自分の経験を豊かに
していくことにはとても価値があると思います。
(30代後半以上の方は、またちょっと別なのですが・・・
 というのは今の日本だと雇用の流動性が全く違うので・・・)

ハッキリ言って転職はリスクがありますし、
デメリットが顕在化することも多いです。

でも例えばですね、1社目にちょっと不満を持った。
2社目に行ったら「1社目はよかったなぁ!」って思った。

これって全然無駄なことじゃないですね。
若いうちならいくらでもリカバリできます。
ただし、3社目は慎重に選んでください。

これは実際問題として、採用側が「20代のうちに、
うちが4社目か・・・」というのは結構、嫌がるケースが
多いからです。でも「3社目」はほとんどの企業が
許容します。微妙なラインなんですが、
エージェントとしての実体験上、3社目と4社目には
結構違いがあるんですね。

寄り道しましたが、1社だけで仕事していては
「会社」を相対的に捉えるということはどうしてもできません。
運よく、新卒の就職活動から「最高のめぐりあわせ!」
に出会えた人は幸運です。しかし、そうでないことも多い。

P.F.ドラッカーは「最初の就職はくじ引きである」と言っています。
私も、そういう面がかなりあると思います。

ですから、割と気軽に1回目の転職はしてもいいのじゃないか。
それが今私が考えていることです。

ただ「超お気楽」でもそれは困ります・・・。
ではどのあたりを考えるべきか、実際上の転職のリスクは
どのあたりにあるのか、その辺のところを次回さらに
考えていきたいと思います。